大切なお礼の文章 敬語をミスっちゃ台無しです!

相手へ感謝の気持ちを伝えるための「お礼の文章」相手を想う気持ちを適切に伝えるためには敬語の使い方を絶対に間違えてはいけません。特に相手が年配の方の場合は、敬語を間違えると逆に憤慨させてしまうことにもなりかねないので注意が必要です。

今回は「お礼」に関する使用頻度の高いフレーズをその使用例と共にご紹介します。これらの文言を文章やスピーチの中に入れるだけで内容がビシッと引き締まりますし、正しい敬語を使える人間だと評価されるようになることでしょう。

お礼のフレーズ・例文一覧

ありがとうございます 日頃ご愛顧頂き、誠にありがとうございます。
感謝しております 営業部一同、深く感謝しております。
お礼申し上げます 無理難題をお聞き届けくださり、ありがたくお礼申し上げます。
大変うれしく思っております ○○プロジェクトの一員として参加できることを、大変うれしく思っております。
お礼の言葉もございません 先日は大変ありがたいご提案を賜り、お礼の言葉もございません。
励まされました 皆様からの熱い応援のメッセージに、とても励まされました。
~様のお力添えのおかげで ○○様のお力添えのおかげで、プロジェクトを完遂する事ができました。本当にありがとうございました。
ご恩は一生忘れません ○○様から頂いた助言のおかげで難局を乗り切ることができました。このご恩は一生忘れません
ご尽力をいただき このたびは○社からの要求定義策定にあたり、ご尽力をいただきまして厚くお礼申し上げます。
全力を尽くしてまいります 品質改善に向けて全力を尽くしてまいります。


お礼の言葉を敬語に言い換えよう

一般的な話し言葉でのお礼の言葉を敬語に言い換えた場合の例もご紹介しておきましょう。

ありがとうございます 誠にありがとうございます。
心よりお礼申し上げます。
感謝申しあげます。
嬉しいです 感激いたしました。
うれしく存じます。
感謝の念を禁じえません。
お気遣いありがとう お気遣い頂きありがとうございます。
ご配慮ありがとうございます。
お心遣いうれしく存じました。

敬語とは単に丁寧に、当たり障りなく使うためのものではありません。敬語を正しく使うことによって、より自分の感謝の気持ちを強く相手に伝えることができるのですね。