後々まで残る文章は話し言葉よりも危険!
会話であれば多少の間違いはスルーしてもらえますし、気づけばすぐに訂正することもできます。失礼にあたる発言をしてしまったら素直に謝ることで問題は何もおきないでしょう。しかし、メールや手紙の場合はそうはいきません。文章が形としてずっと残ってしまいますから間違いは許されないのです。
特に以下にあげる例は油断しているとすぐに使ってしまうNG集となっています。ついつい普段の話し言葉を使ってしまったり、逆に敬語を意識するあまり失敗してしまうこともありますから、きちんと勉強しておきましょうね。
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間違いやすい表現を押さえておこう!
ケース1 「ございます」の使い方
「ございます」は原則として自分自身について言う時に使う言葉です。ですから相手に対して「○○でございますか?」という質問の仕方は間違っているのです。正しくは「○○でいらっしゃいますか?」と聞かなければいけません。そしてその返答としては「○○でございます」になるのです。
ケース2 敬語を重ねてしまう「二重敬語」に要注意
敬語を重ねてしまうとくどくなってしまいます。過剰敬語はなんとも違和感のある表現ですからスッキリまとめた方が良いのです。例えば「先程部長がお話になられました」は「先程部長がお話になった」とするとスッキリします。また「何かお飲み物をお召し上がりになられますか?」は「何かお飲み物を召し上がりますか?」としましょう。
ケース3 話し言葉の乱用・略語の乱用
例えばコンビニはコンビニエンスストアと正しく表現しましょう。また、友達は友人。といいた具合です。他にも「親」「お母さん」「お父さん」といった表現はNGです。「父」「母」「両親」と呼びましょう。最近の若者言葉で多く使われる「~的には」という表現も使ってはいけませんよ。